ひろしま恐羅漢トレイルの失敗談!

トレイルランニング

[2020.07.23更新]
トレイルランニングを続けていて、最近完走し続けて来たけどそろそろ刺激が欲しいと言う方は必見です。是非チャレンジしてほしいトレイルランニングレースがあります。

それは「ひろしま恐羅漢トレイル」です。
2018年にひろしま恐羅漢トレイルに参加し、見事リタイアいたしました。
2019年にキツイと評判の彩の国100kmを完走しましたが、変態度は彩の国を上回るかもしれません。

トレイルランニングがマンネリ化してきた方、広島への旅行がてら是非恐羅漢トレイルの変態コースにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
これでもかという上り、そして下り、急こう配。上りが終わった後のさらなる上りの絶望感を是非!

変態度はピカイチ!広島は恐羅漢トレイル エキスパートコース65km。

最初にお伝えしておきます。
今まで色々なトレイルランニング大会に出場しておりますが、この距離のクラスでの変態度はピカイチです。(個人の感想)
結果は「DNF(Do not finish)」。

言い訳はありません。ただただ力が及ばなかっただけ。65kmで15時間というなんとなくイケると少々ナメていたことが原因です。そうは言ってもホントにとんでもないコース。

コースのご紹介

まずは下のコースと標高差の図をご覧ください。
Aループ(27km)→Bループ(27km)→Cループ(10km)のそれぞれのコースを走り、各ループを回ったとはスタート地点の会場に一旦戻るという面白いコースです。

ひろしま恐羅漢トレイル

 

広島恐羅漢トレイル

私はBループを時間内に完了できずCループを走ることができませんでした。累積標高差3,830m、この距離でこの高低差はそれほどと思ったのですが・・・

Aループ(27km)
恐羅漢スノーパーク~聖山~高岳~聖湖~田代川~恐羅漢スノーパーク

エキスパートコースAループ。

「B-Cループと超ハードなコースが続くのでAループはあまり頑張らないで!」と運営側から何度も何度も言われておりました。
もうこれは経験でしかありません。自分の中の「頑張らない度」は人によってちがいます。頑張らないのは良いのですが、私の場合の「頑張らない」はホントに頑張らない時があるので結果的には制限時間ギリギリでAループを完走となりました。

林道が多く高低差もそれほどではなかったので、運営側に言われた通り自分のペースで景色を楽しみながら後に続くコースを想像もせずに意外と軽快に走ることができました。Bループを楽しみにギリギリではありましたが無事Aループ終了です。

一旦スタート地点に戻りますが、ここでは地元の学生が食料を提供してくれます。とっても癒されました。お休みなのに本当に感謝いたします。

ここまではあまり足の負担もなく、続くBループが楽しみでした。
ただ今思えば5km過ぎ、15km過ぎに緩やかな上り坂が続きますのでここで少し調子に乗り過ぎたのかな?とも思っております。
トレイルランニングは緩やかな上りを走るか、歩くかによって後半での戦略に大きな影響が出てくるので、テクニカルと言えばテクニカルなコースだと思います。

恐羅漢トレイルコース

トレイル率も高く、天気も良かったのでとっても気持ちよく走れたコースです。このエリアは森林セラピー(恐羅漢セラピーロード)として名が知られているそう。トレイルランニングと森林セラピーはとても親和性がありますね。確かに他のレースとはちょっと違う感覚でした。

頑なに上りは走らないと決めていてはこういったコースは走り切れません。もう少し走ることはできそうなので次のレースではちょっと上りも走ることにチャレンジしたいですね。

Bループ(27km)
恐羅漢スノーパーク~恐羅漢山~十方山~那須~内黒峠~恐羅漢スノーパーク

Bループをスタートした時、スタッフさんから「これからが本番だよ!」と声をかけられました。大きな山が3つあります。

いきなり今回の最高点「恐羅漢山」を上ります。この上りはホントにキツイ!!!今回初めてトレランポールを使いました。
実はトレランポールはだいぶ前から持ってはいたのですが、自然環境保護のため意外と使用OKのレースがなく、今回が初体験になりましたが確かに使い始めたAループ後半からは推進力が増しました。なるほど、スゴイなトレランポール。

上るってことは必ず下りがあります。この下りがまたとんでもなく急で若干心がやられました。それからもうひとつ山を上り、それからの下りがさらに長く急で(約40km地点)正直膝が爆発しました。そして両足の親指の爪が死にました・・・。

下のBループ図の恐羅漢山への上り、そして十方山からの下り。特に十方山の下りは心が折れます。通常は上りで心が折れることがありますが、今回の場合はここの下りが想像以上の長さにやられました。

Bループ

下りが終って第3エイド。あと10kmを残り2時間。ここで諦めるか続けるか、かなりの葛藤がありました。ロードの10kmですと2時間であればかなりゆっくり走っても完走できます。ですがこの恐羅漢の10kmです、単純ではない予感が・・・。

ここで諦めるランナーがたくさんいて、リタイアしようか考えている人も多かったです。「行きましょう!間に合うかもしれませんよ!」と自分に言いつつ他の方にもはっぱをかけました。

恐羅漢トレイルコース

ですが、第3エイド後の上りは4kmで1,000m上るというとんでもないものでした。ここでさらに心が折れました。「間に合わない」。
絶望感とスッキリ感。

ただリタイアと言ってもトレイルランのリタイアはスタッフが近くにいない、さらに車が入れないので結局はエイドまで戻るか次のチェックポイントまで自分の足で進まなければなりません。私は次のポイントがBループの終わりだったので自分の足で進むことに決めました。

内黒峠への上り。ここでは何人かのランナーさんを抜いたり抜かれたりですが、顔を合わせる度に「誰だよこのコース考えたの・・・」と苦笑いしながらのハイキングになりました。

ここはもう周りにほぼ誰もいません。気持ち良い森の中、今の自分や今後のこと色々考えることができました。
心がバキバキに折れ切っていても、それほど気持ちの良いコースです。Bループラストの10kmはとても有意義な時間となりました。

歩いていたのでBループの制限時間を約1時間越えて終了。続々とCループを終えて帰ってくるランナーを指をくわえて観ている私。私も次こそあっち側のランナーになりたい!と心に決めた次第です。

公式ホームページにはBループについて以下のように書かれておりました。

3コースの中で一番距離が長く累積標高も多い難コース。
これでもかという急登、激下りの連続に心が折れそうになる上、さらに高いトレイル率で思うようにペースも上がらず、歩行区間もあるのでペース配分を十分考慮しながら進んで下さい。
その中でも、恐羅漢山のブナ林【台所原】と天空のトレイル【十方山】は苦しい中での唯一の癒しです。

Cループ(10km)
恐羅漢スノーパーク~横川~砥石郷山~恐羅漢スノーパーク

残念ながらBループでリタイアしたのでCループがどんなコースかは分かりません。
ですが、標高差の図を見ると1つとんでもない上りがあることが分かります。

尊敬いたします。このコースを完走できた人を。
公式ホームページにも下記のように書かれています。

距離は短いですが、広島県内でも屈指の急登で、思う様に進まず壁を登っている様で終わりが見えない恐羅漢トレイル最後の砦【砥石郷山】が挑戦者達を待ち構えています。
 見事、砥石郷山を制限時間内にクリア出来れば、恐羅漢トレイルコンプリートの称号が与えられます。
恐羅漢トレイルコンプリートの称号!
称号と言われてると持ってみたいですね。

まとめ

横浜から飛行機に乗り広島空港へ、そして空港からはレンタカーを借りて約1時間の恐羅漢スノーパークへ。
もちろん前泊ですが車中泊でした。実は私車中泊した大会はすべてリタイアしております!
これが車中泊が原因なのか、車中泊した大会がたまたまとんでもない大会だったかどうかは分かりませんが、いずれにせよ言い訳にはできません。

  • 恐羅漢トレイルはエキスパートコース65kmは変態度はピカイチ。
  • やっぱり上りも少しは走らないとダメなこと。上りのトレーニングが必要なこと。
  • 距離と制限時間だけで判断してはいけないこと。
  • DNFでも気持ち良いこと。
  • 森の中を走ることはホントに気持ちがよいこと。
  • 完走したランナーを尊敬できたこと。

ちょっとキツイ大会にチャレンジしてみたい!という方には是非参加していただき完走してほしいです。
私もこのままでは終われません。

ホントによい経験になりました。またチャレンジします!

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