自己啓発本は読まない!変わりたいならセルフコンパッションです。

自己啓発本マニアになってませんか?自分にはまだ色々足りないことがあるから本屋さんの自己啓発関連本棚の前にいつの間にか陣取っている自分がいる。
悩んでは読み、読んでは一瞬やる気になり・・・そしてまた悩み、読んではまたやる気になり・・・の繰り返し。
自宅の本棚には何が書いてあったか思い出せない自己啓発本が眠っている。今では内容を覚えていない自己啓発本を探して買った時間とお金。
そろそろ読むの止めませんか?今の自分で十分なことを認めてあげて、すぐに動ける習慣をつけたら自己啓発本は必要なくなります。
ではどうすれば買わなくて済むようになるのでしょうか?
目次
自己啓発本が売れる理由
それは読んだだけでやった感、満足感が得られるからです。書いてあることを実行できる人がいないからです。
自己啓発本を読んだ後、本に書いてあるTO DO LISTを実行できるのは3%ほどだと言われています。分かり易いのがダイエット本です。あなたのご経験があるのではないでしょうか?
ダイエット本は毎年新しいものが販売されます。〇〇ダイエット、□□ダイエット・・。すでにあるダイエット本で皆さんが成功していたら新しい本が売られることはないでしょう。でも何故売ってるか?
多くの人がダイエットに成功してないからです。
自己啓発本には気持ち良いことが書かれています。もう読んだ瞬間から「目標が達成できた自分を想像することに満足してしまう」。
多くの人がここで終わってしまうので、なかなか目標に達成できない。自己啓発本のせいにして終わります。
自己啓発本の結論ほぼ同じことに気づく
自己啓発本を読んでいると結論はほぼ同じです。よく考えると当たり前なことなんです。
「とにかく動け」
これだけ。だいたい下記のようなことが書いてありませんか?
- 靴を磨け。トイレを掃除しろ!
- 悩んでる時間がもったいない。とにかく動け!
- 他人の人生を生きるな。自分の人生を生きよ!
誤解しないでいただきたいのは私はこういった本をバカにしている訳ではありません。むしろ読む度に気づくこともあり、気が楽になることも多いです。ただ、一時的なおまじないのようなイメージではあります。
でも何故か読んでしまう。本屋さんの自己啓発関係本の棚に行くとタイトルを読んでワクワクしてしまう。
電車の中吊りにある本の紹介を見て本屋に向かってしまう。
何となく「行動しろ」と書いてあることを確認するために自己啓発本を読んでるのではないか?と思ってしまうぐらい何故か読んでしまう傾向がありますね。
行動できる3%の人になるには?
自己啓発本を読み続ける人のパターンを知る
- 勉強好き
勉強が好きな方、今まで勉強をして来た方というのは勉強すればするほど「まだまだ足りない、分からないことがたくさんある」と考える傾向があります。
逆にあまり勉強をしてこなかった方は「自分が何を勉強すればよいのか、分からないことが分からない」状態です。なので後者の方が自己啓発本を読んだ後にすぐに行動ができる人になるかもしれません。
勉強好きな人は「自分に足りないものを探す」ために自己啓発本を読み続けることになります。 - やりたいことが分からない
天職を探し続ける。でも自己啓発本にはこの問いについての答えもしっかり書いてあります。
「まずは今の仕事を一生懸命やる。今の仕事を好きになるように努力する。色々試した上で選択をする。」
当たり前なこと過ぎます。 - 自分に自信がない/変わりたい
こちらも当てはまる方はいらっしゃるのではないでしょうか。自信をつける方法なる本はたくさんあります。タイトルを読んでいると人の悩みはだいたい同じだと感じます。
今のダラダラした行動できない自分を変えたい。もっとお金持ちになりたい。モテたい。理想の自分になりたい。
3つ挙げましたが私は全部に当てはまっておりました。ですが最近では自己啓発関連本の棚の前には行きますが買わないで帰ってくることが多くなりました。
それは何故買わなくなったのでしょうか?
今の自分で十分なことに気づくこと
セルフコンパッションです。「今の自分で十分だよ」とあるがままの「今」の自分を認めてあげることです。
これも実は簡単過ぎて皆さんがやらないことなんです。
紙とペンを用意して今の自分の状態を書きまくる。実はこれも「行動」のひとつです。
行動することについてもなるべく今すぐできて、かなりハードルが低い動作をすることが大切です。
行動すると決断する
動け、行動しろ、と自己啓発本には書いてあります。
でもどう動けとは書いてません。動き方は自分で探さなければなりません。
ではどうするか?
- 行動すると決断する
自己啓発本を読み終わると満足感でいっぱいです。そこですぐに動かなければなりません。最初にすることは「今から行動する」と決断することです。これも行動のひとつです。これも簡単過ぎて難しいので多くの人がやらないことです。 - 超ハードルが低い「行動」を今すぐやってみる
自己啓発本の指示が何であれ、とにかく今すぐ動くこと、行動できることを自分なりに認めることが必要です。
掃除する、散歩するとか。または紙に思ったことを書くとか。とにかくハードルが低く今すぐできることをやってみてください。
変わりたい!と思ったら
じゃあ、変わったあとの自分をそれほど想像できなくてもとにかく「変わりたい」という人はどうすればよいか。
外見を変える
- 髪形を変えてみる
- 服装を変える
紙に思ったことを書く
- 今考えていることを書く
- 数年後の自分、理想の自分について書く
掃除する
- 半径1m以内を整理整頓する
- キッチン等ある決まった範囲だけを掃除する
近所を散歩する
- 近所をウォーキングする
- 通ったことのない道を歩く
自己啓発本に何が書いてあるかは分かりません。とにかく「動く」と決断し、ハードルが低く今すぐできる行動をしてみること。
これが大切なんです。
まとめ
自己啓発本の類を読まない、買わないって決めた理由。
これをやれ、あれをやれって色々書いてありますよね。これをやれば〇〇になれるとか。
セルフコンパッションを続けてみて、日記に書いていることを思い返してみると「書いてあることほとんどできてるんです。」さらによく考えると〇〇になれるっていう状態にもとっくになっていた。
考え過ぎな人は【まだまだ病】になりやすいのです。
私はまさにまだまだ病でした。すでに十分できているのに「まだまだ!」と思いがち。
もっと自分のことを認めてあげて、今まで「まだまだ!」って思って色々考えたり本を買ったりする時間やお金を自分の好きなことに使えたらもっと面白いことができるんです。
この自己啓発本の類を買わないという「決断」もあなたにとっては新しいチャレンジになります。これも「行動」です。決断すると行動します。
買うお金、読む時間。それらを他の面白いことに使う。
これだけでもワクワクしませんか?